シンデレラと魔法使い
魔法使い

1


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ふと気がつくと、空が真っ暗だった。
お母さんたちが出かけたとき、まだ夕焼け空だったからかれこれ2.3時間は寝てしまったようだ。


「あ、掃除しなきゃ………私も、舞踏会行きたかったな…」


自分で言って悲しくなってきた私は、掃除をするために部屋を出ようとした。


「そんなに舞踏会に行きたいのか?」


突如、後ろから声が聞こえた。


「だ、誰!?」


ここは屋根裏部屋。地上からは高く、窓も閉まっている。


だが、後ろには人が立っていった。


「俺か?俺は魔法使い。レオと呼んでくれ。」





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