シンデレラと魔法使い
魔法使い
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ふと気がつくと、空が真っ暗だった。
お母さんたちが出かけたとき、まだ夕焼け空だったからかれこれ2.3時間は寝てしまったようだ。
「あ、掃除しなきゃ………私も、舞踏会行きたかったな…」
自分で言って悲しくなってきた私は、掃除をするために部屋を出ようとした。
「そんなに舞踏会に行きたいのか?」
突如、後ろから声が聞こえた。
「だ、誰!?」
ここは屋根裏部屋。地上からは高く、窓も閉まっている。
だが、後ろには人が立っていった。
「俺か?俺は魔法使い。レオと呼んでくれ。」