シンデレラと魔法使い
「よし!そうと決まれば準備だ!舞踏会はもうはじまってるからな。」


ぱっと、時計を見ると九時だった。


「もうこんな時間!?」


「ああ、そうだ。…今からおれの言うものを持ってきてくれ。いいな。」


「え?なんで舞踏会いくのに物探ししなきゃ「いいな?」……はい。」


私がうなずくとレオは満足そうにうなずいた。」


「そんじゃ、まずかぼちゃだ。できるだけ大きいの。」


「へ?かぼちゃ?」


「ああそうだ。」


「Why?」


「後で分かるから。」


背中を押され、部屋をでた私は台所へと向かった。
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