シンデレラと魔法使い
「えっと…あの…」
お姉ちゃんたちはルイ王子の笑顔にやられてパニックになっているようだ。
「あの……結婚してください!!!」
カトリーヌお姉ちゃんが叫んだ。
シーン………
会場が一気に静まり返り次の瞬間、皆が"えーー!!"と叫んだ。
プロポーズした当の本人は思わず言ってしまったことの重大さに呆然としていた。
ルイ王子はというと、一瞬唖然としたがすぐに笑顔を作っていた。さすが王子だ。作り笑顔も美しい。
「こんな素敵なお嬢さんに、プロポーズされるなんて光栄です。…ですが…貴方のような美しい女性は私にはもったいない…これで、私のことは忘れてください。」
そういって王子はお姉ちゃんの手の甲に唇をおとした。
それを見ていたほかの女性は"きゃーー!!"と叫んでいる。
「………」
カトリーヌお姉ちゃんは、自分の手の甲をみて放心状態だ。
私はというと、
「やっぱ、色男のすることはすごいな…」
と感心しながらデザートを食べていた。
お姉ちゃんたちはルイ王子の笑顔にやられてパニックになっているようだ。
「あの……結婚してください!!!」
カトリーヌお姉ちゃんが叫んだ。
シーン………
会場が一気に静まり返り次の瞬間、皆が"えーー!!"と叫んだ。
プロポーズした当の本人は思わず言ってしまったことの重大さに呆然としていた。
ルイ王子はというと、一瞬唖然としたがすぐに笑顔を作っていた。さすが王子だ。作り笑顔も美しい。
「こんな素敵なお嬢さんに、プロポーズされるなんて光栄です。…ですが…貴方のような美しい女性は私にはもったいない…これで、私のことは忘れてください。」
そういって王子はお姉ちゃんの手の甲に唇をおとした。
それを見ていたほかの女性は"きゃーー!!"と叫んでいる。
「………」
カトリーヌお姉ちゃんは、自分の手の甲をみて放心状態だ。
私はというと、
「やっぱ、色男のすることはすごいな…」
と感心しながらデザートを食べていた。