シンデレラと魔法使い
「アンヌ様も、もうすぐですので。」
「はい。」
静かにドアが閉まり、私は一人になった。
近くのいすに座り、手の中のカードをみる。
「なんでいまさら私を惑わせるの…?」
一筋の涙が頬を伝った。
コンコンッ
涙を拭き、ドアをあける。
「アンヌ様、お時間です。」
「わかったわ。」
私は式場へ向かった。
『あの海で待ってる』とだけ書いてあるカードを握り締め――――
「はい。」
静かにドアが閉まり、私は一人になった。
近くのいすに座り、手の中のカードをみる。
「なんでいまさら私を惑わせるの…?」
一筋の涙が頬を伝った。
コンコンッ
涙を拭き、ドアをあける。
「アンヌ様、お時間です。」
「わかったわ。」
私は式場へ向かった。
『あの海で待ってる』とだけ書いてあるカードを握り締め――――