シンデレラと魔法使い
はだしで走っていると、海が見えてきた。


「…もしかして………レオ!!!」



うすっらと見覚えのある光景を横目でみながら、レオの名前を呼ぶ。


しばらく、浜辺を進んでいくと魔法のじゅうたんがみえた。



「もしかして…」


私は、いてもたってもいられなくて走り出す。


「レオ!!……レオ!!!!」



浜辺にいた人影が私のほうへ振り返る。



「レオ!!!」



私は、レオの胸に飛び込んでいた。
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