だぁーい好きっ♪♪
「「「………。」」」
部員みんなが、涙をこらえて静まり返る。
「いちおーこんな感じ!OK?」
………。
「こら!通夜じゃねんだぞ通夜じゃ!!」
「いいと思います…。」
「すげえな…。」
「ロマンチックだね~♪」
「ロマン?」
上から、私・神門・夏樹・鷹だ。
ん…?
「神門って、帝役だね?」
………?
え!?しらけた!?
「気づかれたか…。」
川野先輩が悔しそうに言う。
「いや、本人気づいてますって!」
「なに!?神門…おまえ、あなどれんやつだな!」
「意味わかんないですよ!」
「ていうかー。神門っちと彩菜、ラブだよね~ん♪」
「「!?」」
うあー、そうだった!
「いやー、2人とも、あんまり意識しないでいいよ。自分の…ほら、恋愛経験生かして!」