だぁーい好きっ♪♪

「~~~…つっかれたぁー!」

そんでそれから1ヵ月。

「あはは!確かに!」
「マジ、なんで8時間とかあるの?」
「びっくりだよねぇ~…。」

二人して目が虚ろになる…。
だって、補修合わせて毎日8時間目まであるんだもん。
7時間目までの日が多いけど、学校出るのが最悪6時なんて…。

自分のベンキョできないじゃん!

「まー、でも頑張ろう!何か食べてく?」
「いいねぇ~。……あ。」
「え?」

教室を出ると、綺麗な人が立っていた。
確か…副担任の先生?

「水無月さん!」
「は、はい。」

え、私!?なんで!?

「あなた、『興味のあること』で『演劇』に丸つけてましたよね?」

…なんか丸つけた気がする。
昔ちびっ子劇団に入ってたからだけど…なぜ先生がそれを?

「私、演劇部の副顧問なんです♪」

あ、そうなんですか。

「というわけで、ぜひぜひ一度見学に来ませんか!?」
「え!?」

ちょちょちょ、なんでですか!
ココロの中とは裏腹に、顔は一瞬固まった。
まぁ、あれよ。メンドクサソウ…。

「え!いいじゃーん♪先生!私も行っていいですかー?」

ぬぁにぃ!?

「まぁ!大歓迎ですよ!ではこちらです♪」

ま、ま、まってぇぇぇぇぇ~…(泣)


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