ラストイニング
ギュイーン

白球は工藤の方に吸い込まれるように曲がっていく

【カ・・・カーブ!?】

パシッ

そしてそのままミットに吸い込まれていった

「ス・・・ストライク・・・。」

まさか・・・1年生でこんな球を投げれる奴がいるとは・・・。


誰が予想しただろうか・・・。

また太陽の光を受けて、縁無しメガネが輝く

「まさか・・・あいつ・・・光の賢者・・・。」

存在自体が噂でしかなかった。
光の賢者・・・。

「ちょっと君、」

縁無しメガネをかけた
3年折戸慈恵

「何ッスか??」

「君・・」



その時だった。
まぶしい光がグラウンドを包んだ。

「何だ!?」

この時グラウンドにいた誰もが驚いていただろう・・・。

そう、そこにいたのは・・・。

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