キミ時間
「俺と付き合ってください!!」







はい?


一瞬、辺りが静まり返り。


「…!!!」


なぜか盛り上がった。


聞き間違え、じゃないよね?




「あの、壱也??」


「そゆことだから。

 優衣里、返事は?」



返事は?って…。


そんなの。




「よ、よろしくお願いします」




こうして優衣たちは付き合い始めた。


咲久ちゃんはもちろん。

優衣の気持ちを知っていた友達はみんな喜んでくれた。


クラス公認。


恥ずかしいけど、なんだか心地よくて。








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