キミ時間


この人と話していると、なんだかペースが掴めない。


マイペースな彼。

あたしはいつも、気づいたら彼のペースに巻き込まれている。



電話を切り、あたしはまたベッドに寝転がった。


彼氏からの連絡はたぶんこない。

期待もしない。


雪先輩からきた、【おやすみ】と書かれたメールを見つめながら、あたしはさっき見た星空を思い出していた。


そして眠りにつく。











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