ESPERANZA

「あたしも....会いたい」


あたしはそう言った。


すると、


「あの公園で待ってる」


翔平はそう言った。


あの公園とは、まだ翔平にも彼女がいなくて、二人でよく遊んだり帰ったりしていた頃に行ってた公園のことだ。


「うん....」


あたしは電話切ると、急いで家を出た。


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