ESPERANZA

「じゃあ、そういうことだから。もう翔平には近づかないで!」


そう言って、あたしのことを睨みつけて帰って行った。


本当は、嫌だったよ。


でもさ、彼女の気持ちも分かるもん。


あたしが同じ立場でも、嫌だったと思うし。


でも、翔平ともう話せないと思うと、悲しかった.......
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