ESPERANZA
・思ってくれる彼

それから、隆輝君は毎日あたしのクラスに来るようになった。


「琴美ちゃん、おはよう」


「うん、おはよう」


最初は少しうざかったけど、話してるうちにそんなことはなくなってきた。


「アンタ、よくも飽きずに毎日来るよね」


「うん!だって、琴美ちゃんに好きになってもらいたいしさ」


まどかとも、意外と仲良くなっている。
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