ESPERANZA

「え?」


あたしは、急に手を握られてびっくりしてしまった。


「今日はデートだから、いいよね?」


そう言って、隆輝君は笑った。


「うん....」


あたしは、恥ずかしくなって下を向いた。


隆輝君の笑顔を見てると、何でも許しちゃうな。
< 54 / 161 >

この作品をシェア

pagetop