小説家橘夢子と5人のイタズラ王子
もう本当に駄目、倒れる。




側にいた司に助けを求めた。





「夢子どうした?」





「司助けて!」





そのまま司に抱きつき、意識を手放した。





気持ちいい、誰かに抱き締められて眠るとこんなに気持ちがいいんだ。





スリ、、スリ、暖かい。





何だか幸せ。





お母さん。





お母さん?





「夢子、悪いけどお母さんじゃないし。」





お母さんじゃない?





そうだ、お母さんはいない。





お母さんじゃないってことは?





目を開けると、同じベットに司がいた。





何で司がいるのよぉ!





何で私たち抱き締めあってるの?





「司離れて。」





「やだ、夢子抱き締めてると幸せな気持ちになる。夢子好き、好き、大好き!」




一番年上の司、子供みたいな告白に笑えた。









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