小説家橘夢子と5人のイタズラ王子
「何かバイクの音がした、亮太が怒鳴ってたみたいだったけど。」





まさか又悪いヤツラと付き合ってるのか?





「亮太、司に言うなっていったけど、私心配で司には話したかった。」





「夢子大丈夫だから、亮太に俺から話しておくよ。」





夢子が俺のシャツを掴む。




どうした?





「今日シャワーは止めておこうと思うけど、パジャマに着替えたい。」





着替えたい、俺がいたら不味いか。





部屋を出て行こうとする俺の腕を、夢子が掴んだ。





「司、パジャマに着替えさせて。」





俺が着替えを手伝うのか?




それは駄目だろ。





勘弁してほしい。










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