小説家橘夢子と5人のイタズラ王子
「亮太来るな!夢子を見るな!」





亮太、まさか、又みんないるのか?





「司なんで、夢子姫抱いてんの?」





佑真、誤解するなよ。これには理由があるんだ。





夢子もこれは不味いと感じたのか、俺の腕の中で暴れ出した。





この状態は、どうみても俺が夢子襲ってるって感じだ。





「佑真、違う。私が脱いで司襲ったの?」





夢子、何も言うな!





「夢子姫が、又、司襲った?」





夢子、襲うの意味分かって言ってる。





俺はどうホローすればいい。





そうです。夢子に襲われていました。





そんな事死んでも言えるか!





亮太が近づいて来た。





「司、離れろや!」





「駄目、離れたくない。みんな出てって!」





「夢子姫は、やっぱ司が好きなの?」





源之助もいたのか。





「あ、アイスクリーム食べてたの?」





郁也、ナイス。





「そうなんだ、夢子アイスクリーム食べて、服汚れて着替えるとこ。」





何で、誰も、何も言わない。





夢子が笑いだした。










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