小説家橘夢子と5人のイタズラ王子
私の前に金髪男が現れた。




「おまえ誰?」





誰と言われましても、何て答えていいものか迷う。





え〜と、亮太の姉?もしくは同居人とか?





「おい、返事しろよ、お姉ちゃん。」





私は姉です。でいいか。





「手に持ってる物捨てろ!こっちはヤロウが10人、敵うわけないだろ。」





私は、金髪男に従いアッサリ棒を投げ捨てた。





「ねえちゃん、ここに何しに来た?」





「亮太に会いに?」





「ふ〜ん、なるほどそう言う訳か、亮太の新しい女。」





違うと言いたいのに、声が震えて上手く答えれない。




「京治、何してんだ。聖夜が切れてんぞ。」





オウム男まで現れた。





聖夜って、誰?





金髪男と、オウム頭の男に私は両腕を捕まれ、連行された。





お母さん、人生最大のピンチです!









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