小説家橘夢子と5人のイタズラ王子
亮太には何度も告白された。




「司を選ぶ事を俺たちは許さない。司だけは駄目だ。」





何で亮太は、司に拘るのか。





佑真に告白された時、お母さんは司を一番愛してたと言った。





お母さんは、そんな差別はしないと思う。





みんなを同じように愛してたと思う。





ただ司といた時間が長かったのと、司が一番年上だから、みんなの事を頼みたかったんだと思う。





でも、みんなはそう思っていない。





私はどうしたらいいんだろ。





田中君が迎えに来た。





今日は田中君と買い物、郁也の参観会と、佑真と源之助の三者面談に着て行く服を買いに行く。





3人からお知らせのプリントを渡された。





学校は苦手だ、でもいつもお母さんが学校へ行っていたなら、私が行くしかないと覚悟を決めた。








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