小説家橘夢子と5人のイタズラ王子
ごめんねみんな、少しだけ司といる事許してね。





「夢子原稿進んでる?」





アハハ、全く進んでいません。





毎日司の事ばかり考えてるから、原稿を書く気にもなれない。





おにぎりも上手く出来ず、ご飯を何回も炊いた。





味噌汁も上手く出来ず何回も作り直した。





「夢子無理するな、夢子は自分の仕事をしろよ。料理はしなくていい。家事が出来なくても俺が夢子貰ってやるから安心しろ。」





司の気持ちは嬉しいけど、私は司の為に頑張りたい。




司が少しでも安らげるように、美味しい料理を作りたい。





まだまだ下手だけど、絶対頑張ってみせる。









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