小説家橘夢子と5人のイタズラ王子
司君がみんなで食事するとお金がかかるから、スーパーで買い物をして、料理は俺と亮太で作ると言われた。


高いスーパーは駄目だと言われ、初めて来た激安スーパー。

5人の男の子たちは、次々激安の食材をカゴに入れて行く。


「そんなに買ってもうちの冷蔵庫に入らないよ。」


「夢子姫大丈夫です。直ぐに大きな冷蔵庫が届きますから。」


大きな冷蔵庫がいつ何処に届くと言うの。


もしかして、ちょっと、あんたたち。



まだ一緒に住むなんて言ってないんだからね。



「夢子姫早く家に帰ろうよ。司兄と亮兄は料理が得意なんだよ。佑兄は洗濯が得意で、源兄は掃除が得意だから任せてね。」


ふ〜ん、そうなんだ。


掃除に洗濯、料理が出来るなら私はかなり楽かも。


だめ、だめ、流されては駄目だ。










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