小説家橘夢子と5人のイタズラ王子
ちょっと、喧嘩は駄目だから、落ち着け私。





「亮太、手を離せ!夢子を困らせるな。」





「亮太、司は悪くないから、暴力は駄目だからね。」




「おまえら何企んでる?司は部屋に帰って来ねえし、二人でコソコソ会ったりしてるのか?」





もしかして亮太にばれてる?





「今の話本当なのか?」





「抜け駆けは絶対許さない。」





源之助まで、そんな事言わないでよ!





「夢子は僕のお嫁さんになるんだからね。」





郁也の事すっかり忘れてた。





人生最大のモテキ、素直に喜べない。









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