小説家橘夢子と5人のイタズラ王子
夢子に構い過ぎて怒られた。




だって、離れたくないんだから仕方ないだろ。





「司いい加減して、田中君が来るまでに仕上げないといけないんだよ。ずっと抱き締めてたら、書けないでしょ!」





怒った顔も可愛い。





キスしちゃおうかな?





もう少しでキス出来た所で、玄関のドアが開く音がした。





鍵をかけるのを忘れた。田中の奴堂々と入って来る気だ。





「夢子さん、田中です。入りますよ。」





仕方ない夢子と離れるしかない。





でも、田中と二人にはしてやらない。





俺は夢子のベットに潜り込んだ。





「ちょっと司何をするの。」




「夢子、俺熱が出て早退したんだよね。」





夢子の驚いた顔が可愛い。




俺は風邪をみたいだ、微熱がある。









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