小説家橘夢子と5人のイタズラ王子
「司、何処に行くんだよ。寝てろ。」





「亮太、頼むから行かせてくれよ。夢子が気になる。田中が何かを企ててるんじゃないかと思う。」





本当に気になるだよ。





直ぐに夢子のとこに行くから、亮太が止める手を振り払い、俺は車に乗った。





夢子のことになると、見境がなくなる俺は本当にどうかしてる。





たけど駄目なんだ。





この目で夢子の存在を確かめたい。





田中がどうしてもいい奴だとは思えない。





頭がクラクラする。





もしかして熱が上がったのか?









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