小説家橘夢子と5人のイタズラ王子
これで司が助かる。司死ぬなよ、今おまえが大好きな夢子が来る。





司、生きるんだ!





俺たちを置いて死ぬなんて、絶対に許さない。





夢子の血が司に流れて行く。





二人はお似合いだ。





最初から、この勝負は決まっていた。





夢子の運命の人は司だ。





そして医師から告げられた、厳しい現実。





司は両足を切断した。





それが司が生きる道に繋がるのなら、俺は仕方ないと判断した。





ごめんな、司。





俺は司を死なせる訳にはいかなかった。





どんなにおまえに恨まれても、司には生きていてほしい。








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