小説家橘夢子と5人のイタズラ王子
なんかクラクラする、いきなり立つったからなのか。




「夢子、大丈夫か。」





私はそのまま床に倒れた。




「夢子、しっかりしろ!」





久しぶりに聞いた司の声、私もう疲れた、このまま眠ってしまいたい。





ごめんね、司。





気がつくとベットの上だった。





ベットの側に車椅子に乗った司がいた。





もの凄い怖い顔の司が私を見下ろしている。





「おい、おまえバカだろ。いい加減にしろよ。」





どうせバカですよ。





私が起き上がろうとすると、寝てろ!と怒鳴られた。




もう何で怒られなくちゃいけないのよ。





私がそんなに嫌いなら、もう司に関わらない。





病室も出て行く。








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