小説家橘夢子と5人のイタズラ王子

明日へ

何故か診察には、司と亮太がいる。




内診を済ませ診察にはいると、お腹のエコーを撮りますね。と言われベットに寝かされた。





司と亮太はいなくてもいいんじゃないかな?





「先生、俺たちの事は構わないので続けて下さい。」




あなたたちは構わないかも知れないけど、私が構うの!





もうイライラする。





お腹の中には、しっかりと赤ちゃんが動いていた。





「凄いな、新しい生命の誕生だ!」





司と亮太が抱き合って泣いてる。





「あの所で、お父さんはどちらで?」





その言葉に二人が振り向く。





何故か冷や汗が出た。









< 214 / 216 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop