小説家橘夢子と5人のイタズラ王子
生意気な感じがした。



「亮太君言いたい事があるんなら、口に出して言いなさいよ。」


なんなのよ、その薄ら笑いは。


「夢子姫の色気なさに笑える。」



はぁ、何言うかと思えば。


そこですか。


「色気なんかなくても生きて行けるわよ。」



「夢子の小説読んだけど、固すぎてつまらない。」



亮太に何が分かるのよ。


「生意気な事言わないで。」



逃げ回る亮太を追いかけた。



「亮太、夢子姫からかうのは止めろ。」



やはり、司は大人だね。



「夢子姫、司に騙されては駄目ですよ。かなりの女タラシですからね。」



私のイメージ壊さないでよ、佑真。



「亮太の方が女に一途なんです。」


母さん、この子たちにどんな教育して来たんですか。


先が思いやられた。








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