小説家橘夢子と5人のイタズラ王子
結局夕飯後に部屋割りと、ルールを決めた。



司と亮太が10畳の部屋に、佑真と源之助と郁也が12畳の部屋を使う事にして。


買い物と料理は司と亮太、佑真が洗濯、源之助が掃除。


私は今まで通り、何もしなくていいんだ。


これってかなり好条件だよ。


「夢子姫、料理、洗濯、掃除、教え込みますから覚悟して下さい。」


司、今、なんてて言ったの。


「ちょっと、司冗談止めてよ、私は家事なんか出来なくて生きていけるから。」


「駄目です、愛子ママが悲しみます。俺たちが夢子姫を完璧な女にしてみせます。」


勝手に決められても困ります。


「悪いけどその気持ちはお断りします。」


司がニヤリと笑った。


なんなのその笑顔は。










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