小説家橘夢子と5人のイタズラ王子
ちょっと、どうして、近づいて来る訳ですか。



あんたたちも司を止めなさいよ。


「それ以上近づいたら、出てって貰うから!」


「おい、夢子姫今なんて言った、この俺様に逆らうつもり。」


ねぇ、司のキャラ変わってない。


「司は夢子姫を怒らせちゃったね。」


怒ってないけど、司がおかしな事をいうから。


夢子姫は謝った方がいい佑真が言ったけど、私は悪くないから謝りません。


「夢子姫は司には逆らわない方がいいよ。」


源之助までに言われた。



こうなったら逃げてやる。



「夢子姫は逆らっても無駄、これからは全て俺の指示で動いてもらう。」


逃げようとする私の腕を掴み引き寄せた。



「俺の言う事きかないとキスするぞ。」



キスするって。


アホか。

















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