小説家橘夢子と5人のイタズラ王子
郁也が大人になるの待ってたら、私は何才?





かなりのオバサンだ。





私何マジになってだろ、バカみたい。





「夢子姫顔赤いけど、まさか郁也が言った事マジに思った。」





イエ、イエ、違いますから。





「夢子姫可愛い。」





何で郁也にハグされてんの?





「夢子姫、僕急いで大人になるからね。」





やだ、涙が溢れそうだ。





だってこんな素敵な言葉言われた事ないし、恥ずかしいけど、男の人と付き合った事もない。





司が大きなため息をついた。





「先ずは男に慣れないと無理だな。こうなら強行手段だ。」





強行手段?





何をする気?









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