小説家橘夢子と5人のイタズラ王子
私の名前は橘夢子20才。


18才で〇木賞を授賞し、超売れっ子作家になった。



原稿の締め切りに追われる生活。


食料を買うために出掛けるぐらいで、外出は殆どしない。


服はジャージ以外は着ないし。


化粧もしたことがない。


長い髪はいつもお団子頭。


夢子って名前は気にいらないが、ペンネームぽくて本名をそのままを使う事にした。


「又洗濯物ためましたね。掃除機もかけてないし、僕がやりますね。」

田中君と結婚する人は幸せだろうな。


エプロン姿がさまになってる田中をじっと見つめた。


「僕に惚れましたか。僕はいつでも心の準備出来てますからね。」





私が田中君に惚れるって。


ない、それはない、絶対にない。


私は誰も好きになれないから。










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