小説家橘夢子と5人のイタズラ王子
私、夏休みの宿題やったことないかも?





学校もあまり行っていない。





だから友達が一人もいない。





今も家に引きこもり小説を書いてるだけ。





なんか淋しい人生だ。





「夢子姫、原稿早く書き上げてよ。夕方みんなで出掛けるからさ。」





そうだった。





「私は、「夢子姫の買い物なんだから、行かないなんて言わせませんよ。」





佑真、司みたいな言い方だね。





「僕、夢子姫とお出掛け楽しみ。」





郁也は本当に明るい性格、まだ7才なのに、親に会いたいと思わないのだろうか?




親に虐待されていた郁也。




もしかして、無理して笑っている?









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