小説家橘夢子と5人のイタズラ王子
「僕もね、自分の誕生日を知らなかった。愛子ママが僕の誕生日のお祝いしてくれた。僕たち5人の誕生日に愛子ママがケーキを作ってくれた。その時必ず夢子姫の分もあった。」





そこにはいないはずの私の分もケーキがあった、どう思ったらいいの。





感激すべきなのだろうか?




分からない。





どう反応したらいいんだろ。





「夢子姫、考えなくていいんだ。愛子ママはいつも夢子姫の幸せを願ってた。僕らも会った事ない夢子姫がどんな子なのか?会いたいと思った。」





私に会いたいと思ってくれたんだ。





それはなんだか嬉しい。





私もあなたたちに会えて良かったと思う。










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