小説家橘夢子と5人のイタズラ王子
始めて入ったファミレスは、家族連れが多かった。





やっぱりファミレスは、一人では入れそうもない。





「今日は、夢子姫の誕生日だから、何でも好きな物頼んでいいぞ。」





司ってみんなの兄貴と言うより、父親みたいだ。





みんながそれぞれ好きな物を頼み、私がラーメンを頼むと却下された。





「夢子姫、ラーメンはいつでも食べれるんだよ。もう少し高級な物を頼め。」





味噌ラーメンが好き。





「そんな目で俺を見るなよ。分かったからラーメン頼め。」





絶対司は親父だ。





「俺はお前の親父なんかじゃない。」





そんなの100も承知です!




ヤッタァー、味噌ラーメンだぁ。









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