小説家橘夢子と5人のイタズラ王子
夢子姫と一番仲が良いのは郁也だし、多分俺は嫌われてる。





俺が何か言うたび煩そうな顔をする。





このままじゃ駄目だ。





夢子姫を絶対俺の者にしたい。





愛子ママとの約束を俺は守る。





夢子姫と暮らせる事を願いながら、愛子ママは息を引き取った。





夢子姫に注げれない愛情を、俺たちに沢山くれた。





俺は家族なんて、うわべだけの中身のない関係でいいと思っていた。





たけど愛子ママの暖かい愛情に、おれの凍りついた冷たい心は溶けていった。





親に愛されなかった俺が、人を愛する事が出来るだろうか?










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