小説家橘夢子と5人のイタズラ王子
亮太おまえだって、色んな女と適当に付き合ってただろうが。





とっかえひっかえ、違う女を家に連れ込んで、愛子ママに怒られた癖に。





「亮太、おまえだって俺と同じだろ。自分だけがいい子ぶるなよ。」





「俺は、相手も本気にならない女と適当に遊んだだけ。」





なんなんだよ、それ。





「司は相手を本気にさせ、酷い振り方をする。相手を傷つけてるだろ。」





「どっちも最低だね。」





その声に、俺と亮太は振り向いた。





不味い、何で夢子姫が俺たちの部屋に来た?





夢子姫は俺たちが買った可愛い服を着ていた。





眼鏡はかけていないし、髪は下ろされている。





超可愛いんだけど。









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