小説家橘夢子と5人のイタズラ王子
「2人とも最低、私が彼女なら立ち上がれないほど、殴ってやる。だから、男は嫌いなんだ。」





俺も、亮太も返す言葉がない。





「私は2人の彼女じゃないから、殴る事も出来ないけど。あ、そうだった、田中君と一緒に出掛けて来るから、昼食はいらない。」





その姿で行くのか?





なんなんだよ、田中と出掛ける為に買った服じゃないのに。





「夢子姫眼鏡しなくていいのか?」





亮太ナイスホロー。





「あ、眼鏡ね、あの眼鏡レンズ入ってないんだよ。見せかけだけの眼鏡は止めた。この服に似合わないでしょ。」





ミニスカートなんか、買うんじゃなかった。





夢子姫の素足、超綺麗だし、あれ化粧もしてる。





全て田中の為?





腹立たしい。










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