小説家橘夢子と5人のイタズラ王子
田中が夢子姫と俺が一緒なのが面白くないようだ。





悪いけど田中の好きなようにはさせない。





「夢子さん、彼がなんでいるですか?」





「亮太には、マネージャーして貰う。」




「その金髪はどうもねぇ、編集長に会うときは、悪いけど席を外して下さい。」




分かった、夢子姫の為なら金髪を止めてやる。





「田中さん、夢子姫の為に金髪止めます。」





言っちゃったよ俺。





中学からずっと金髪で通して来た、好きな女の為なら俺は変われる。





「亮太無理しなくていいよ。亮太金髪似合ってるし。」





夢子姫が編集長と会ってる間に、俺は美容室で金髪を黒に染め直した。









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