小説家橘夢子と5人のイタズラ王子
俺を見て目を丸くして驚いてる夢子姫。





「亮太、金髪のままで良かったのにごめん。私の為に無理させちゃったね。」




愛子ママに注意されても、金髪を止めなかったのに、恋の力は凄い。





家に帰ったらみんな驚くだろうな。





高級料亭での昼食、落ち着かないのは俺だけではなかった。





ぎこちない夢子姫の箸の動きに、笑える。





夢子姫は魚が苦手なのか?




野菜も駄目?





刺身も駄目なら、食べれるものがないぞ。





泣きそうな顔で、夢子姫が俺を見た。





「すみません、夢子さん気分が悪いようなので、このまま失礼させていただきます。」





田中が送ると言うのを断り、タクシーで家まで帰った。









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