世界一君が好き
−−そして放課後
「虹架、帰ろー」
「うん!」
「買いたいものあるんだけど、ちょっと付き合ってね♪」
「なに買うの?」
「ひみつー(笑)」
そんなおしゃべりしながら 買いものをすませた。「あれ、矢嶋君じゃない?」
「ほんとだ!」
「喋ろうよ!滅多にないチャンスだよ!」
「え…でもま「矢嶋くん!」
ちょっと〜(泣)
愛美ぃ(泣)
「なに?」
矢嶋君が近づいてきた。
ヤバい!その笑顔 ノックアウトされそう。
「ほら行きな」
「えっ、でも…」
「矢嶋くん!あたし用事あるしこの子、送ったげて!じゃね!」
「頑張りな」と愛美がボソッっと呟く。
でも〜(泣)
じっと 矢嶋くんを見てたら
「そろそろ行こっか」
「う、うん…///」
そうして 二人で帰ることになった。

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