偽りの殺人高校生
2台とも、運転席の上に赤いサイレンをつけている








警察かな







車から降りてきた男二人は面倒くさそうに群れをかき分けて、公園へ入っていく










あの車はもうすぐ僕の通う高校に来るだろう










そうだ。それでいいんだ。










グンッと背伸びをしてから僕はいつも通り、学校へと向かった










昨晩考えた台詞を、頭の中で何度もリピートしながら足を進めた
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