50センチ先の君に伝えたいこと


「ぷっ、…ちょっ…くくく」

「なっなんで笑うんですか!」

意味もなく足で床を踏みつけた。

「いや…すいませんごめんなさいってさ…あはは
同じ意味じゃんあははは」


「あっ…」

冷静に考えれば自分意味分かんない!

あー、もうやだ…

恥ずかしい…

自分でも顔が火照るのを感じた

「はー、ごめんな!
俺、八崎日向」

「あたしは相原七瀬…です」

「うん、知ってる」

と八崎君は笑った

「てか敬語やめよ?
同い年だしさ」


…そういえば敬語のままだった。

最初は何年か分からなかったから…


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