☆恋愛革命☆ずっと一緒に居たいヒト
着いたのは前回と同じ海だった。
クロちゃんと田代君と、みんなで来た海。
「ジャ~ン!」
出てきたのは、花火。
迎えに来る前に、買っておいてくれたんだって。
「わぁ~い!!花火大好き!!」
「知ってる~。黒野さんが教えてくれた」
チラリとみせた舌が、いたずらっ子みたい。
「ちなみに、もうひとつ聞いたことがあるんだ」
楽しそうに花火を開けてた顔が、いつの間にか真っ直ぐ私をみてた。
ドクン。
心臓が音をたてた。
「今日は、チィちゃんにとってどんな日か」
だから、連れてきてくれたの?
花火を持って浜辺に出ると、この前よりも潮の匂いが強い気がした。
砂山を作って、ろうそくを立てた。
赤。黄。青。オレンジ。
いろんな色がはじけて、消える。
波打ち際で花火を振り回すハギが、大声で言った。
「今日は、初めて2人で遊んだ記念日だぁ」
赤い花火でハートなんて書いちゃって。
それじゃぁ、告白されたみたいじゃない。
無くなればいいと思っていた、この日。
ハギの一言で、大切な日に変わっちゃった。
まいったなぁ・・・
私、ハギが大好きだよ。
クロちゃんと田代君と、みんなで来た海。
「ジャ~ン!」
出てきたのは、花火。
迎えに来る前に、買っておいてくれたんだって。
「わぁ~い!!花火大好き!!」
「知ってる~。黒野さんが教えてくれた」
チラリとみせた舌が、いたずらっ子みたい。
「ちなみに、もうひとつ聞いたことがあるんだ」
楽しそうに花火を開けてた顔が、いつの間にか真っ直ぐ私をみてた。
ドクン。
心臓が音をたてた。
「今日は、チィちゃんにとってどんな日か」
だから、連れてきてくれたの?
花火を持って浜辺に出ると、この前よりも潮の匂いが強い気がした。
砂山を作って、ろうそくを立てた。
赤。黄。青。オレンジ。
いろんな色がはじけて、消える。
波打ち際で花火を振り回すハギが、大声で言った。
「今日は、初めて2人で遊んだ記念日だぁ」
赤い花火でハートなんて書いちゃって。
それじゃぁ、告白されたみたいじゃない。
無くなればいいと思っていた、この日。
ハギの一言で、大切な日に変わっちゃった。
まいったなぁ・・・
私、ハギが大好きだよ。