☆恋愛革命☆ずっと一緒に居たいヒト
「ぅい〜っす!同伴かよ(笑)」

私達を見て、クロちゃんはニヤニヤ。

やばい、顔が熱いよ。

「いいでしょ。俺ら仲良しなんで」

ぅわぁ!!

腰に手を回されて、凄い勢いでハギを見あげちゃった。

ハギは私を見て、ニカッと笑う。

「チィちゃん、顔赤い」

ポンポンを頭を撫でられてしまう。

「・・・・当たり前でしょう?」

私は、そのまま座り込んだ。

まったく、ハギにも自分の反応にも困っちゃうよ。

鍋からはすでに、美味しそうな湯気があがってる。

もぅ、食べよう!!

「田代君!私にもとってぇ〜」

取り分け役になっている田代君に、甘えた声で言ってみる。

「はいはぁい」

小皿をだすと、無器用ながらよそってくれた。

「チィちゃんは、ニンジン嫌いなんです」

いつの間にか横にハギが居て、大きなニンジンを自分の小皿に移してくれた。

「はぃ、エビ」

代わりに大好きなエビをくれた。

「わぁい。ありがと!」

そんな優しさが、また胸を高鳴らせるって、分かってる?

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