☆恋愛革命☆ずっと一緒に居たいヒト
「またまたぁ〜。あ!もしかして萩倉さんへのプレゼントじゃ!?」

私が見てた香水を手にしながら、ハギがチラ見してる。

いやぁ・・・違うんだけど、どうしよう?(泣)

とにかく、2人と離れることを考えなきゃ。

今日が誕生日だってことは、言ってない。

だって、なんか、期待しちゃいそうで。

そんな自分が嫌だから。

ここでバレたら、余計気を使わせそうだし・・・

なんて、グチャグチャ考えてると。

「お姉ちゃん!」

美里がプレゼントらしきものを持って、駆け寄ってきちゃった。

あぁ〜、タイミング最悪だよ。

美里の声に反応して、二人の視線が動いた。

「「お姉ちゃん!?」」

美里と私を交互に行ったり来たりする、2人の視線。

「言ったでしょ。妹が好きそうな香りだって」

観念するしかない。

とりあえず、コレ買おう。

ハギが持ってるサンプルを借りて、レジへ向かう。

プレゼント用にラッピングしてもらう。

到着した美里は、2人と軽く挨拶を交わして、私の隣に来た。

「ねぇ!萩倉さんて!!」

興奮して、肩をバシバシ叩いてくる。

「あたり。アノ、ハギだよ」

私達姉妹の間で、隠し事は・・・・全くない。
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