☆恋愛革命☆ずっと一緒に居たいヒト
ボード日和の快晴。

下は真っ白。上は真っ青。

昨日は吹雪いてたみたいで、雪はフカフカだ♪

板をつけて、仰向けに寝転がる。

綺麗な空だなぁ・・・

「お姉ちゃん、どうしたの?」

「空、見てたの」

美里の顔で、空が隠れる。

「青いよ~」

「わかってるけど、もう、みんな準備で来たよ」

「は~ぃ」

ドキドキはマックスのまま。

ハギのことは、当然見れない。

美里とリフトに乗りながら、来るまでの話をした。

「田代君、面白いの~。オーディオ無いから、ラジカセ乗せてるんだよ!」

「凄いね。曲変えるのも一苦労じゃん(笑)」

「うん!音、飛ぶしね」

二人で大爆笑!!

前のリフトに乗る2人が、振り向いた。

手、振ってる。

振り返してみる。

「ねぇ、萩倉さんに何か言われた?」

「・・・え!?」

「声、裏返ってるよ。分かりやすいなぁ」

一通りの話をすると、ドキドキが戻ってくる。

「どう・・・なのかなぁ?」

「じれったいねぇ」

「そうだねぇ」

恋は、じれったいものなんだと、思う。
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