☆恋愛革命☆ずっと一緒に居たいヒト
ギアを握るハギの手に、自分の手を重ねた。

信号が赤になり、ゆっくり止まった。

「そのとき思ったんだ。女はこぇ~なぁ・・・って」

ハギの目の辺りが、赤い光を反射して、光ってる。

「頑張ったね。」

私は少し背を伸ばして、ハギの頭を抱きこんだ。

それは、信号が変わるまでの、数秒のこと。


彼女はその後すぐ、電話をしてきたって。

メールも。

それが余計に、ハギの恐さを増やしたんだ。
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