☆恋愛革命☆ずっと一緒に居たいヒト
なに!?

どういうこと!?

私の頭はフル回転。

その場に立ち尽くしてしまった。

「お〜い。チィちゃ〜ん」

目の前で手を振られ、意識回復。

「大丈夫?」

「はい…」

ぼんやり返事をすると、頭をポンポンと叩かれた。

「もぅ、夏だよ」

「…うん」

雲ひとつ無い青空に、大きく光る太陽。

「ハギと仲良くしてあげて?」

そう言われて、反射的に視線は彼へと飛んだ。

「モチロン」

私の顔は、最高に赤いだろう。

心臓が弾けちゃいそう!

「ついでに、コイツも宜しく」

いつの間にか、クロちゃんの横に、背の高いコが立ってた。

「田代 新。オレとハギ共通の後輩」

「宜しくです」

少しタレた目が、笑顔をより可愛くさせてる。

「チィちゃん。田代がカニほぐしてくれるって〜」

クロちゃんの言葉に、鉄板に駆け寄り、最高の笑顔で田代くんにお皿を出した。
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