☆恋愛革命☆ずっと一緒に居たいヒト
「………うそっ……」

助手席を開けた私を向かえたのは、ドキドキの素と思われる、その人だった。

「さぁ、行くよ」

助手席をポンポンと叩く、ハギ。

「お久しぶりでぇす」

笑う、田代くん。

「…ちゃんと言ってよ」

私の声は、後部座席の声に消されて、届かなかったけど。

「しゅっぱぁ〜つ!!」

クロちゃんは、楽しそうに車を発進させた。



< 8 / 49 >

この作品をシェア

pagetop